2012年4月10日火曜日

開発チーム紹介 | 渋谷電源カフェ・ビーズ[beez]の店舗計画①

現在、水面下で進めている店舗開発の進捗状況をこれから報告していきます。

今回、店舗開発に協力してくれるメンバーは3組です。

建築家    :T.S(名前の公表はおいおい)
照明デザイン :SWITCH
ホワイトボード:ideapaint

これまで何をしてきたかというと、不動産物件が決まっていない中で、想定面積から検討をつけた物件をもとに仮想設計をして、コンセプト作りをしてきました。
これを2011年の12月くらいから始めてます。

過去のブログにも書きましたが、beezが重要視していることは空間のフレキシビリティです。
1人で集中できたり、2~3人で緩い打ち合わせができたり、4~5人で読書会ができたりなどなど。
その中で、今回、beezが実現したいことの1つに、店内の床を40cmほどあげたスペースを作ることです。
じっくり勉強をするときに、コタツで勉強するのが好きだったりするので、そういう場所があってもいいのではないかと発想しましたが、実は、床をあげると、画像のような様々な使い方が提案できます。
当然、普通の席もあって、座り方のフレキシビリティをbeezでは追求しています。


居酒屋の小上がりみたいな距離感で打合せをしたり、ステージみたいにしてTEDばりのプレゼンをしたりできます。
そういう様々な使い勝手を想像するだけで、ワクワクしてきます。

こういった創造的な空間を作るには、やっぱり建築家に依頼をするのが有効で、店長のマーヤも大学時代建築を専攻していたことから、信頼できるT.Sに依頼をして、今回のプランを創ってもらいました☆


次に、解説をしたいのが、これから詳細を詰めていく照明デザインについてです。
照明は空間の印象と、使い勝手を大きく左右する要素なので、これについても大学時代の知り合いの専門家をつけました。

ただ、どうしても平面計画が決まらないと照明のデザインは決まりません。
また、物件によって、天井の高さが違うので、なかなか不確かな中で計画ができない辛さがあります。
そういったこともあって詳細が決めきれていないのですが、beezが思い描くコンセプトとして、照明にもフレキシビリティを持たせるつもりです。

やっぱり、1つの空間を利用していても、利用者のアクティビティによって、必要な照度は異なるからです。
考え事をするとき、本を読むとき、プレゼンをするとき、それぞれ必要な明るさを提供するのがサービスだと考えています。
マーヤも暗い中で作業をすることが多い時期に目を悪くしたため、beezの利用者にそのようなことがあってはならないと意識しています。
照明デザインに進捗があったら、また別の機会で報告します。


3つめは、今回の店舗のファシリティとして最も目玉となるホワイトボードです。
これは、最初に海外の製品を見つけて、その後、beezで直接輸入をするか模索していたときに、協力してくれるパートナーに出会いました。
協力関係を築けるようになったのは本当に嬉しかったです。
やはり本気になって動くと、助けてくれる人がでてくるんだということを初めて経験できました。

beezでは、大半の壁をホワイトボード塗料で仕上げるつもりです。
経営大学院の経験だと、複数で長時間打合せをすると、小さいホワイトボード数枚程度では足りないです。
また、プロジェクターで投影した画面にマーカーで加筆しながら打合せをしたときの生産性の高さなども知っているので、やはりbeezのメインとなる顧客には大きなホワイトボードは必需品だと考えました。
その結果、塗料という選択肢を採用することにしました。


上記のような、平面計画、照明、ホワイトボードなどの機能によって、勉強や仕事をする人にとって最高の空間を提供するつもりです。
渋谷にある他の電源カフェのように、単に電源やWiFiを設ければ、勉強や仕事がはかどるとは考えていません。
そういった点でも、beezは他の店舗とは異なる機能を持ちます。

いずれにせよ、利用した人がまた来たい!!と思える空間を開発チームで実現していきます。
要望があれば、Facebookにどしどしあげてもらえれば検討します。
利用者の声を聞きながら、最高のチームで最高のパフォーマンスを発揮できるように、我々はガンバリマス。