前回紹介したフューチャー・センターという機能について。
まず、言葉の定義から。
フューチャー・センター:所属組織や立場の異なる多様な人が集まり、普段従事している組織内では決して構築されることのない関係性を形成し、横断的な対話を行って意思決定や理解の共有が行われる場所。(Wikipediaより)
フューチャー・センターは欧州発祥の施設で、その名のとおり、これからの社会インフラになりうると予測している。
現在、日本には数箇所しか存在しないため、一般利用者にとってはなんとも分からない施設ではあるが、その思想はビーズ(beez)とフィットするため紹介する。
●フューチャー・センターの主な提供価値
フューチャー・センターでは、参加者による対話が行われる。
具体的には、省庁のスタッフ、企業人、市民、専門家などの様々なバックグラウンドを持った人々である。
与えられたテーマに対して、参加者たちの多様な意見から、創造的なアイデアを生み出す可能性が生まれることが期待される。
そういった創造的なアイデアを安価で入手できることにも価値があるといえる。
●数少ないフューチャー・センター的なもの
beezにも様々なバックグランドを持った人々が利用する。
複数のメンバーによる創造的な働き方の1つにコワーキングというスタイルがあるが、beezはコワーキングを仲間内でのコラボの特性が強いと捉えている。
一方のフューチャー・センターは、ある目的に集まった見知らぬ第3者とのコラボレーションだと推測しているので、より不特定多数が参加可能なものである。
そのため、フーチャー・センターにおいては、参加者の意見を調整するファシリテーターの役割が重要となり、単に打合せができる既存施設(コワーキングスペース、カフェなど)との機能の違いはまさにその点にあると考えている。
幸いなことに、beezはファシリテーション能力を有するメンバーとの人的ネットワークがあるので、そういった機能を遂行することができる場になると確信している。
beezを利用する人々が想い想いの夢を実現する一方で、beezを通して、社会の問題が少しでも解決されて、世の中の多くの人が幸せになることに力を注いでいきたいと考えている。
なので、beezはフューチャー・センターの普及に協力し、日本全国に展開することで、社会に貢献していくつもりである。