2012年5月29日火曜日

フューチャーセンターとしての役割① | 渋谷にある電源カフェbeezの機能編

前回、新しい働き方として紹介をしたフューチャーセンターについてのその後。

GW明けに一度プレイベントに参加をして、本日また別のセッションに参加をしてみました。

参加してみて分かったことは、これからの社会を変革する一つの機能として、フューチャーセンターの役割が大きいということです。

なぜならば、ビジネスとしては成立しにくい社会問題に対して、社会起業家やそのステークホルダーが真剣に検討し、課題解決に向けて前進していくことが期待されるからである。

今、そういったフューチャーセンターを日本に1000箇所作ろうという動きがあって、本当にそれだけの数ができたら、多くの人がもっと住みやすい環境になるので、beezもその一翼を担っていく予定です。

なので、これから何回かに分けて、フューチャーセンターの意義や役割を少しずつ伝えていきたいと思います。

とはいえ、人伝よりもフューチャーセンターの活動を啓蒙している野村さんの書籍を読むことが一番分かりやすいですね☆

フューチャーセンターをつくろう ― 対話をイノベーションにつなげる仕組み


で、まずは、言葉の整理をすると、

①フューチャーセンター
:フューチャーセッションを定常的に行う場所

②フューチャーセッション
:ディレクターによって設定されたテーマに対して行われる1回の対話

③ディレクター
:テーマを決めるフューチャーセッションの責任者

④ファシリテーター
:フューチャーセッションのペースメーカー


次に、主なテーマについて、例をあげると、概ね下記の内容が多いと思われます。

 ・教育
 ・地域社会
 ・働き方
 ・企業イノベーション


そして、セッションの主な特徴は3つだと感じました。

①テーマ
なかなか簡単には解決できない社会問題、未来創造に関するものを取り扱うことが多く、特定の答えがない

②参加者
テーマの解決に向けては、ある特定の誰かが解決できるものが少ないため、多様な人々(ステークホルダー)との対話が必要

③ファシリテーター
扱うテーマと参加者の多様性から、議論を発散・収束させるファシリテーターの存在が重要



セッションに参加してみて、beezから社会の問題に向き合い、対話が拡がり、社会に対するイノベーションが起こることを想像すると、期待でワクワクしますね。

必要なファシリティを見ても、もともとデフォルトで予定してたものばかりなので、beezの空間はフューチャーセンターとして適していると確信しています。

ということで、その独特のセッションの手法については、また今度紹介します!