■起業日記 - 会社設立手続き編②
会社設立編の第2弾は、「定款の作成」についてのお話です。
これが、会社設立編で、一番 考えました。。。
定款を作るにあたっては、税理士さんから、定款のテンプレートを頂いて、それに必要事項を書き込んでいきます。テンプレートの中で、自分で記入しなければいけないのは、
・会社名
・役員
・本店の住所
・目的(事業の目的)
・資本金&株式数
・決算時期
などです。
ここで結構大変なのが、(事業の)目的です。インターネットでググれば(検索ワード:定款 目的)、様々な事業の目的の事例集があります。ほとんどの事業のものが揃っていますので、その文言を選んで来れば、良いかと思います。
問題は、どれだけの数の目的を入れるのか?という点です。
会社は定款の目的に書かれた以外の事業を行う事はできませんから、将来行う可能性のある事業は全部書いておきたい。
もちろん、定款の変更は可能ですが、そのたびに費用がかかるので、なるべくそのままで行きたいと思います。
そうなると、できるだけ多くの目的を書くのが人情というものです。。。
どれだけの目的数を書けばよいのか?
悩みました。。。
「いくらなんでも100も200も書くわけにはいかないでしょ。」
という意見と 「なんで駄目なの?書けば良いじゃない。」という意見がありますからね。
で、いろいろ調べてみて、こんな感じかなと思っています。
定款は、一般の人は見たりしないですが、銀行や取引先などは見る可能性があります。有名な企業ならいざ知らず、あまり名前も知られていないベンチャー企業の事業の目的が100も200もあったら、定款を見た人はどう思うか。。。
きっと、『この企業、怪しい企業ではないか?』と思うのではないかと。
個人的見解ですが、目的の数はせいぜい20くらいまでに留めておくのが無難だと思います。
という事で、beezの定款の目的数は13にしています。